Funding

当事務所では、会社の成長ステージや資金ニーズに応じて、資金調達に関するアドバイスをさせていただいております。

資金調達におけるアドバイス

資金調達には様々な種類や方法があります。会社の成長ステージや状況に合わせて、出資や借入などの方法を上手に組み合わせながら、適切な資金調達方法を選択していくことが何より大切です。ここでは、その一例を記載させていただきますのでご参考にしてください。

資金調達一覧表
ステージ/状況 種類 調達先 期間 注意点/アドバイス
会社創業時 出資 本人、縁故、知人等 5年以上 創業時の出資時点においては、将来の事がまだ見えていないこともあり、持株比率や株主など安易に決定してしまいがちです。ここは慎重に考えてください!!株主は持株比率に応じて大きな権利を有しますし、株主を排除することは非常に難しいことだということを。
借入 日本政策金融公庫/金融機関(保証協会付) 創業時の支援融資は様々とあります。所在の市町村区や保証協会への相談を通して、できるだけ長期で、金利の低い借入を選択していきましょう。私どもは政策公庫とは長いお付き合いをしておりますので、直接出向くより私どもを通していただいた方がスムーズになります。
会社成長時(新規事業展開含む) 増資 本人、取引先、知人等 必要に応じた期間 成長時においては、様々な手段を会社側の思うように駆使することができるステージです。じっくり考えて、適切な方法を考えていきましょう。
借入 日本政策金融公庫/金融機関(プロパーも可)
業績悪化時 増資 本人、取引先、知人等 5年以上 業績悪化時の増資は、足元をみられ易いので、十分な注意が必要です。株価、発行株数、金額など、背に腹は代えられない状況かもしれませんが、他の手段も考えながら、慎重に決定してください。
借入 日本政策金融公庫/金融機関(保証協会付) もっとも調達が困難なケースです。ただ、経済の状況によっては、セーフティーネット等様々な国の支援策がありますので、諦めずに素早く対応することで乗り切ることもできます。
○株式公開目標
○将来会社売却
増資 ベンチャーキャピタル(VC)
本人、取引先、知人等
5年以上 株式公開や将来会社を売却するなどを目標にしているケースでは、VCなどの投資家から調達することも必要になると思います。しかしながら、ここでも注意しなければならないのが、株価や調達するタイミング、金額、など事前にしっかりと資本政策を練り上げるようにすることです。

長期資金と短期資金

資金調達の際に長期資金か、短期資金かで悩まれるケースもあるかと思います。その際には、今調達しようとしている資金が何のために必要なのか、どのくらいで回収できるのか、毎月の返済に余裕はあるか、などの観点から決めていただくことが大切です。お勧めは、できる限り長く、借り入れができる間はできるだけ借入でまかなうことを薦めています。

報酬

顧問契約の締結後は、顧問料の範囲内にて、アドバイスをさせていただいており、特に別途報酬は頂戴しておりません。
ただし、事業計画書や利益計画書、その他、金融機関やベンチャーキャピタル等投資家向けの資料の作成をお手伝いする場合には、集中的な作業が発生いたしますので、別途お見積もりのうえ、作成サポートをさせていただいております。

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